かにのにかブログ

日々のモノローグ置き場。

あなたは心配なんて望んでいないだろうけど。

あの人が適応障害だとか、軽度のうつ症状だとか、医者から言われたということには、わたしも全く驚かなかった。そうだろうなという感想しか出てこなくって、いっそ笑える。

すやすや、すいすい、ぷかぷかと学問の世界を泳いでいたのに、湿度と温度が高いカイシャでおよそ地球人のように振る舞うことを暗黙のうちに強いられるのだから。

 

思い違いでなければ、あの人、ななさんとわたしは相思相愛で、わたしはななさんのことをとても好いている。大切な友人が不調を訴える文章を読むことはわたしを納得と心配の渦に巻き込み、お節介なわたしを掻き立てた。けれどもきっとあの宇宙人は、同情は求めていなくて、ただ書かずにおられなかっただけなのだと思う。

わたしとあの人は別の人だから、わかってないし、思うだけだけれど。

 

傲慢にも、あのキュートな宇宙人が土色の顔をしなくてよいように、出来ることはないかと考えている。そんなカイシャからは離れてしまえと言うことは簡単だけど、生きていくためにそれを選んだ決意を乱暴に取り払うことはできまい。結局、言葉を書きつけることしか思いつかなかったのだから、同じ穴の狢か。

 

願わくば、深くて心地よい眠りが毎日あの人に訪れますように。

また2人でお互いの言葉に聞き入る時間が持てますように。

 

そして愛あるハグを。