かにのにかブログ

日々のモノローグ置き場。

魔法の箱

わたしの社用のは黒、私用のはシルバー、他にも白、赤、ピンク、ベージュ…様々に展開しているあいつを開けば、メールができる、文章も計算も検索も電話も、離れた人と画面越しに会うことだってできる。

カイシャで電源を入れ、パスワードを打ち込めばそれは、あとからあとから仕事を吐き出してくれる。それはもう魔法のように。どっから来るの、このタスクの量は。開けている限り際限なく仕事を眼前に映し出し、青い光線で目を痛くするのだ。

 

明日台風が来たら、少し具合が悪かったら、カイシャにゴジラが襲撃してきたら、寝っ転がって布団の上でリモートワークできると毎日持って帰るこの無くしてはいけない箱は、家で開かれることなく毎日満員電車で邪魔くさい重りと化す。