かにのにかブログ

日々のモノローグ置き場。

40人での飲み会と下ネタの話

公の場では隠している性にまつわる話をするとそれが真のその人の姿のように感じられ、より親密になれるような気がするのでしょう。

昔の人が、もう少しお堅く同じようなことを言っていた気がします。

俗に言う花金、アルコールでタガが緩んだ人々が次々と告白するのを見学してきました。

 

知り合ってまだ2週間の仲間たちの性欲が強いだとか、こういう人はエロいだとか、日曜日は風俗に行くのだとか、といった話は目を細め、口を開け、あははと発声するわたしの頭上を通り過ぎて行きます。

エロにまつわる話がNGだと言うつもりはなく、なんなら興味の対象でもありますが、それを秘密めかさず居合わせた人々の中で晒すことができるのは羨ましいことです。

 

親密な人にしか明かしたくないことがたくさんあるわたしは他人に対してクローズすぎやしないかと帰りの電車で反省しかけましたが、そのどこにも悪いところはないし、エロを晒せる=自己がオープンという図式もなんだかおかしいと開きなおって、愛しの布団と染み付いた自分の匂いを恋い、朝ぶりの再会を心待ちにするのでした。