かにのにかブログ

日々のモノローグ置き場。

くちべた

どうやら話し言葉より書き言葉の方が自由なようで。話すのがゆっくりだと言われるのは、ものを書くときにする言葉の吟味を話し言葉でも行なっているからかもしれません。タイミングを逃すこともしばしば。言葉を待ってくれる人たちを、わたしは愛してやみません。

 

この間会社で受けたEQIという行動特性のテストにはくっきり口べたが反映されていて、まあそうでしょうね、と言うしかありませんでした。自省意識が強く、なんやかんや振り返って自己を客観的に振り返り、1人で解決しようとするから、またはするから誰かに自分の考えを言ったりすることが少ないそうで。自省意識が一番高く、自己を主張する項目が飛び抜けて低いのでした。自己完結が多いから、近寄りがたさも与えるのでしょう。

プロファイラーの資格を持つ上司には、好きな人に対しては行動で表すけど好きと言葉にはしない人だと言いあてられました。それ、知ってる。察してマンからはそろそろ脱却したいと思っているから、半ばリハビリのように自分を吐露するブログを始めたわけです。

 

わたし自身のことを話すのはずっと苦手で、ピーマンと人参は嫌いだけれど、それを主張できないから我慢して食べていたし、焼きそばにピーマンを入れないでほしいと言えるようになったのはここ数年のこと。自己開示を少しずつし始めたのが大学一年の心理学を学んだあとだから、言葉で伝える5年生とでも言いましょうか。好きな人に、ものに好きと言いはじめたのも体感的には最近。

 

全てを伝える、知ることは不可能だからこそ、言葉で伝えるのが大切なことはわかっています。とはいえいきなり全員に、は無理なので、大好きな人たちに愛を伝えられるよう、書き言葉の世界の片隅で修行中です。