なんだか書く気力が湧いてこないという話
書けないことを書きに来た。
胃腸炎になった話とか、どうやらおじさん受けがいいらしいという話とか、人の気持ちなんてわからないってわかってるのにわからないことにいらついちゃう自分が嫌だって話とか、久しぶりの大学の友人との晩餐は楽しくて、今度はスッゴイ下着を一緒に買いに行こうと約束した話とか、ピル飲んでも生理は辛いって話とか、研修でグダグダ服装と化粧について話されて困っちゃったって話とか、台風の日ってなんかワクワクするっていう話とか、家がどうやら雨漏りしてるっぽいって話とか、カイシャの先輩は優しいって話とか、衣替えの話とか、産休に入られた先輩の話とか、カイシャの中で暗黙にあるっぽい結婚の順番ルールとか、綿矢りさの新刊の感想とか、いろいろあるのに、な〜んか書けない。いや、書いてないだけ?
書くということは言葉の取捨選択で、選ぶ代わりに使われない言葉たちがいて。選ばれないことに過敏に反応しているわたしにはその作業が今辛い、ような気がする。
選ばれすぎたら疲れちゃうのになんでこんなに選ばれたいって思ってしまうのか。
たとえ選ばれても満足できずにずっと空腹なままのくせに。